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にこにこ小児科医院
さいたま市大宮区天沼町1-426-1
電話 048-645-1150
FAX 048-645-7447
MAP・診療時間
夜尿症
夜尿の重症度の判定法
点数 1点 2点 3点

年齢 5〜8歳 9〜12歳 13歳以上
夜尿の頻度 週に数回 毎晩1回 毎晩2回以上
夜尿の時間帯 明け方のみ
(午前4時以降)
時たま、寝入りぱな 常に寝入りぱな
(午前1時まで)
目覚めやすさ
(尿量)
時々前後に目覚めるか少量
(パンツのみぬらす)
中等量
(パジャマまでぬらす)
多量
(シーツまでぬらす)

上記4項目について、各得点を合計して、下の表で重症度の判定を行う。

軽症
4点〜6点
中等症
7点〜9点
重症
10点〜12点

夜尿で合計点数が7点以上、7歳以上は治療した方が良いかと思われます。


急性胃腸炎
急性胃腸炎の原因
   風邪などのウイルスに感染して胃や腸が炎症をおこす、おなかの風邪です。

症状
   突然の吐き気、嘔吐ではじまり、下痢便になり、1日5〜10回位出る場合があります。
また、38℃前後の発熱を伴う場合があります。
 
対処法
   吐いているときは?
   吐き気止めの坐薬を入れ、3〜4時間は固形物を避けて水分中心にとらせてあげましょう。
また、炭酸類は避けてください。
食事はどうしたらいいの?
   嘔吐や下痢が落ち着いていれば普段の1/3の量を目安に、お粥やうどんなど消化のよいものをとらせてあげましょう。
 

発熱時の処置
1.頭・脇の下・背中を冷やしてください。
2.厚着は避けて、汗をかいたらまめに着替えさせてあげて下さい。
3.坐薬の挿入(38.5℃以上)または解熱剤の服用をしましょう。
4.水分を少しずつまめにすすめましょう。

☆こんな時の注意事項!
1) 解熱剤・坐薬は使用の際必ず直前に体温を計ってください。
2) 坐薬の挿入と解熱剤の服用の併用は絶対にしないでください。


坐薬の使い方
処方された坐薬とオイル(ベビーオイル・サラダオイルなど)を用意してください。
坐薬にオイルをつけて肛門からいれます。そのとき、人差し指にティッシュをまき、第一関節くらいはいるまでおしこんでください。
おしりのほっぺを合わせて、10分くらいまってください。

<もし、途中で出た場合>
ほとんど出た:もう一度入れなおし
半分出た:5分以内はもう一度入れなおし
それ以外の場合は、そのまま様子をみてください。


アトピー性皮膚炎
アトピー性皮膚炎は清潔と保湿が基本!
1. 夏場はこまめにシャワーをあび、汚れを洗い流します。
2. 熱い湯は皮膚温度を上昇させ、かゆみを強めるので、ぬるま湯を使ってください。
3. スポンジやタオルでこすると、皮膚を破壊してしまいます。
手でつるつると洗うようにしましょう。
4. 石けん・シャンプーは刺激の弱いものを使いましょう。
かゆみのひどい時は、石けんをかえてみるか、使う回数を減らしてみましょう。


喘息
<喘息と生活環境.>
布団は羽毛をさけ、毛布はカバーをかける。
枕は、そばがらやパンヤ、羽毛を避け、プラスチックやスポンジにする。
寝具はよく干す。
布団は早めに敷く。
寝室は、特に念入りに掃除する。
冷暖房器具は、こまめにフィルター掃除を。
カーテンは、定期的に洗濯をする。

<喘息と運動>
運動誘発性喘息とは?
運動直後から5分くらいに起こる発作のことです。

(予防法)
1. 十分な準備運動をする。はじめは少し軽めに運動する。
2. 鼻から息を吸う。
3. インタール吸入をする。
4. 運動誘発性喘息のパターンを利用する。

(発作が起こってしまったら)
1. 無理をせずに運動を中止して、呼吸を整えます。
2. 姿勢を正しくして、腹式呼吸をします。
3. 少し呼吸が落ち着いたら、できるだけ深呼吸をします。

<喘息と鍛錬>
1. 冷水鍛錬・・・水に浸して絞ったタオルで皮膚をゴシゴシこすります。
2. 冷水浴・・・お風呂で十分に暖まってから、行います。
3. 薄着・・・薄着は、皮膚が本来もっている、体温調節機能を養います。
4.
腹式呼吸・・・ 喘息にとって腹式呼吸は、余分な酸素を消費し、呼吸困難感もつのる一方と、「百害あって一利なし」です。
  (腹式呼吸の練習法)
1) 仰向けで横になり、お腹の上に少し重みのあるものを置きます。
息を吸うときは、持ち上げるようにお腹を出し、はくときは、お腹の力を抜きます。
2) 1)がうまくできるようになったら、椅子に座るか正座して背筋を伸ばした状態で練習します。


インフルエンザ
どんな病気?
インフルエンザは早い時期から痰のからんだ咳がでるのが特徴です。
39℃位の高熱・鼻水・咳・のどの痛み・関節の痛み・筋肉の痛み・頭痛などがありますが体のだるさなどの全身症状は3〜4日で軽くなり、1週間くらいで回復してきます。

<かかってしまった後のケア>
☆水分をしっかり与える。
     高熱や下痢が続くと、体からどんどん水分が抜けていきます。脱水症状を防ぐためにも水分はしっかりあげましょう。
☆室内の湿度は50〜60%をキープしましょう。
     乾燥は、喉の粘膜を傷つける原因です。加湿器を使ったり、塗れたタオルをほしたりして湿度を保ちましょう。
☆熱が高いときには、薄着にする。
     熱があがりきったら、薄着を心がけて。悪寒をするときは、重ね着をするなどその時その時にあった対応をしましょう。
☆お風呂は熱が下がってから。
     熱があるときにお風呂にはいると、体力を消耗しますので37.5℃以下になったら入れるようにしましょう。